「すご本」のDainさんおすすめの100冊の中の一冊。
おもしろい。セックスの職人みたいな感じ。
本の内容自体を裏付ける知識が少ないけれど、それを有り余る経験でカバーしているように思う。
精読したい一冊です。
『読書について』ショウペンハウエル 渡辺昇一訳 ★★★★☆
読書をちょっと掘り下げて考える人は読んどくべき一冊なんだろうけど、ぼくは今まで読んでこなかった。
「デカンショ」という言葉が戦前の日本にはあって、その心は
デカルト、カント、ショウペンハウエルという西洋の哲学者三人を指します。
でも、ショウペンハウエルといのは残りの2人と並べるには毛色が違うのに、
なんで「デカンショ」というフレームがありえたか、
という渡部昇一のまえがきがおもしろかった。
「デカンショ」かー。
この言葉はなんとなく庶民のニオイがして、哲学を考えるのにいい導入になりそうな言葉です。
あと文学と哲学の関係がおもしろかった。
文学はその時代の哲学をじょうずに結晶化させたもの、というのは納得。おもしろい。
文学はその時代の哲学をじょうずに結晶化させたもの、というのは納得。おもしろい。
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この本もまた上記Dainさんのおすすめで、かつ読書の基本原理になってる一冊。
今はDainさんの読書のアウトプットとインプットの質と量に感銘を覚えております。
例えば、Dainさんは本を買うことを止めて、図書館を徹底的に使うことに決めたらしいです。
昔は本を大量に買っていたけど、ある日、本にかけるお金と場所を費用対効果で考えると図書館の利用に行き着いたらしい。
渡辺昇一も
佐藤優も
立花隆も
司馬遼太郎も
齋藤孝も
みんな本買う派なんですけど、なんとなくぼくは常々疑問に思っていました。
だってぼくはトランク1つで生きたいしーーー。
逆に読書家で図書館を利用してる人はマルクスぐらいしか思い浮かびません。
ここでDainさんです。マルクスより断然身近です。
本を買うか否か、もし買うならばそれは果たしてぼくの「おもろい人になる」という目的の達成の一助となるのか。
掘り下げたいところです。