『ファーブル昆虫記』のファーブルですね。
なんでこの本手にとったんだっけかー。忘れた。
ポオル叔父さんが自然の不思議をわかりやすく解説してくれる本。
こどもの「なんで?」に答えてくれるステキなおっさん。
それがポオル叔父さん。
いいですよね、そういう博学なおじいさん。
『耳をすませば』に出てくるおじいちゃん、あの人も、いい。
サウイフジジイニワタシハナリタイ。
ポオル叔父さんは、本当に驚く程物識りです。どんな不思議なことの説明でも、分かりやすく面白くしてくれます。ポオルおじさんの解いてくれる世の中の不思議な謎は、なんといふ巧妙さで、そして無造作に出来てゐるのでせう。どんな事だつて、どんなつまらない事だつて、よく調べ、よく考えて見ると、驚く程意味を持つて生きて来ます。
たぶん恐らく、この一文がポオル叔父さんになるためのヒント。
よく調べ、よく考える。
これやね。
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2010.03.25 図書館となら、できること/文献のコンシエルジュと「書誌の書誌」
っていう読書猿の記事がおもしろかった。
ラノベ風で読みやすい。
中二病の要素が多分に含まれてて、おもしろい。
テーマは「調べ方」、としとこう。
これ読むと図書館に行きたくなる。百科事典が読みたくなる。
読書猿のこの物語に出てくる、司書のじじいは理想のジジイに近い。
でもロックの要素がちょっと少ないかな。矢沢永吉の成分が欲しいところ。
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よく調べること。
これはめんどくさくて、しないんですよね。
人間の眼につくもの、耳にするもの、何一つとして不思議でないものがありませう。不思議に思はないのは無知に馴れているからです。
これまたポオル叔父さんの言葉。
刺さる、痛い言葉です。
「無知に慣れてる」とか言われたら、、、返す言葉ない。
調べる、考える。
これをおもしろいと感じたら、モノゴト捗りそう。
糸井重里も、ちきりんも「考えることはおもしろい」言うてたな。
ぼくにとって「考えるのがおもしろいこと」ってなんやろな。
ファーブルの場合は昆虫やってんなー。いいチョイス。