モンスター召喚バトル系小説。
めっちゃいいところで終わる、一生この続き読めないとか…
それもまた良し、ということにしておこう。
最近、東進の講師・出口汪の『「論理力」のある人が成功する』という本を読みました。
(過去の記事→http://mannanka.blogspot.com.au/2014/10/blog-post_30.html)
高橋和巳の『邪宗門』という、70年代の安保闘争を頑張ったおじさんたちが読んだ作品があります。
その本、出口汪の曽祖父・出口王任三郎をモチーフにした作品なんですね。
今Amazonで調べてみたら、高橋和巳の『邪宗門』は佐藤優が解説を書いてるのね〜。
ところで、
「ゆとり世代」とか素で言っちゃうおじさんはサムいですよね。
そのサムさって「知ったかぶり」みたいなことだと思うんです。
「お前らおっさんが俺らの世代のなにを語れんねん」的に馬鹿にしてるんです、ぼくは、そーいうことをいう人たちを。
でも逆に僕達が「団塊の世代」を悪口のニュアンスで使っちゃうのも、イカンよね。
ぼくも彼らがどんなことしてきた世代なのか知らないわけだから。
だから70年台の安保闘争を知ることは…
「団塊の世代」の人たちを知るのに良い材料、なの、かも、しれない。
そーいう意味では『島耕作』シリーズっておもしろいし、優れてますよねー。
島耕作も言うてたよ、安保闘争は馬鹿げてたって。
でもその言葉を丸呑みにしちゃいかんよね。
自分で精査しないとね。
ちなみに、北原白秋も『邪宗門』という本を書いています。
がんばって『邪宗門』オールクリアしよー。
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芥川、川端、太宰、三島。
この4人の共通点は全員自殺した、ということ。
太宰は芥川が好きやってんて。
めっちゃ芥川賞欲しかってんて。
でも芥川賞の選考委員の川端に、
「イヤ、こいつの作品きもいからムリ。」って言われて、芥川賞取り逃したらしい。
でもまあ時はたち、太宰の人気が出てきた。
そんなある日、太宰の家に何人かの文学青年が押しかけてきたとさ。
青年たちはみんな太宰の作風を褒めまくるが、
1人の少年だけが黙ってる。
なぜかと聞いてみると、そこからその青年は徹底的に太宰の作品をを批判する。
その青年の名は、三島由紀夫。
おもしろいですよねー。
ちなみに三島は大江健三郎がノーベル文学賞とった時メッチャ悔しがったらしい。笑
ちなみに芥川の自殺の原因は、”漠然とした不安”
ちなみに川端さんの自殺方法はガスホース咥えたらしい。
太宰と三島ってバランス感覚悪い人のような気がする。
それが故に自殺したんじゃねーの。
それが故に三島はあんなに政治的なんじゃねーの。
ファッション自殺って言ったら、ちょっとあれやけど。。。
ファッションで自殺するとか、もうそれファッションの域超えてるから、きっと言葉が正しくないけど。。。
ニーチェは死ぬちょっと前に気が狂ったらしいけど、あの人の文章にも同じものを感じなくもない。
でも芥川の「漠然とした不安」で自殺っていうのは、
カッコイイって言ったらあれやけど。。。
カッコイイ。
川端は知らないです。
『雪国』は難しくて読めなかったナー…
いつかもっかい読もう。