『起業参謀(戦略的思考とはなにか)』大前研一 ★★☆☆☆
大前研一、2冊目。
テーマは「はたらき方」、です。
糸井重里が
「自分が働く会社の社長が読んでる本は読んでおくべきかもしれない」と言っていた。
ふーむふむ、たしかに、仰るとおりです。
同じ本を読んでいるだけで伝わることが何倍にもなったりしますもんね。
「HUNTERXHUNTER好きやねん!」って言うだけで、会話の質が変わってきたりする。
それがビジョンを共有する、ということなのかしら。
徳重徹さんのことばで
「起業家精神と戦略的思考。片方だけ持っている人が日本には多い。」
というのがあります。
はいはい。この言葉なんかすごい意味分かる。
徳重さんのいいところって「分かりやすい」ところです。
これから未来がどーなるか、とか僕はこういうことをやりたいんだ、
というのがシンプルですごくわかりやすくて、好きです。
「ほんとうのこと」ってシンプルで分かりやすい気がします。
でも、これって自分の理解力のなさを棚に上げて都合のいいように言ってるだけかな?
ということで、サブタイトルに「戦略的思考」と銘打ってる大前研一のこの本を手に取りました。
が、ムズかったです。
大前研一の本でおもしろかったことないです。
ぼくがまだ大学生で社会人経験がなくて実感わかないから?
まだ二冊目なんでなんとも言えないんですが。
でももっかい仕事する前に再読したい。
とりあえず一読しました。
『若者よ、アジアのウミガメとなれ』加藤順彦 ★★★☆☆
おもしろい。
自信の経歴と、それがあるから言えるアドバイスがまとめられていました。
これもテーマは「はたらき方」です。
「流れはアジア、だからそれに乗っかろう」という趣旨の本でした。
ホリエモンと村上世彰を支持してました。
つまりそういう人です。
でもホリエモンは生き方に軌道修正に入りましたよね。
ホリエモンの何があんなに世間の反感を買ったんでしょうか。
田原総一朗が「ネクタイをしなかったから捕まったんだよ」
とホリエモンに言って、ホリエモンもそれに頷いてた。
なにで読んだんだっけかな、、、田原総一朗ってステキな人だ。笑
この表現は秀逸だけどなにかもっと、ホリエモンの失敗を表すわかり易い言葉がありそうな気がする。
孫正義にあってホリエモンにないものはなんでしょう。
スーツを着るか、着ないか。
本を読むか、読まないか。
ヨーロッパ的か、アメリカ的か。
大人っぽいか、子どもであることを大事にしたいのか。
目的が大事か、過程が大事か。
なんでしょうね、考えていきたいものです。