2014年11月8日土曜日

『和田秀樹の”最終最強”知的生産術』和田秀樹 ★★★☆☆

ちょっと恥ずかしいタイトルやけど、、、



前半おもしろい。
けど後半のこまかい生活習慣に関する話はそんなに。
人によって違うやろー、っていう感じ。

でもでも、アウトプット重視の勉強流儀は好き。




もっと高いところで、
・教養と仕事を結びつけて、その経験を元にした話聞きたい。
・前半の勉強哲学と、後半の心理学の医者としての話を絡めて欲しい。

きちんと一冊の本として昇華されてない気がする。
ストーリーテリング能力が欠けてるんでしょうか。


筆者は小説はあんまり読まないとのことでした。
それって、一冊の本としての完成度の低さと関係あるかしらん?






この本の序盤で著者が『知的複眼思考』の苅谷剛彦さんにポジティブな言及してました。


確かに2人の発想には似てるところがあるなー。
というか、教養人たるものそういう発想が根っこにあるべきなんですよね、きっと。

その点『知的複眼思考』をあまり楽しんで読めない僕は、まだまだその素養がないのかなー。






…なんか二冊連続で「知的」ってついてるな。
いやなヤツやで。笑