『超訳 ニーチェの言葉』ニーチェ 白鳥春彦 訳 ★★☆☆☆
ニーチェってどうやって読んだらいいんですかね。
東進の林修先生が
「ぼくは基本的にオススメの本とかを言ったりしない。」
「本は勧められて読むもんじゃないと思うから。」
という前置きをして
「でもあえて一冊言うならデカルトの『方法序説』」
「ぼくは自分の授業に絶対的な自信を持ってるけど、デカルトの思想をパクって授業で表現してるといっても過言ではない。」
さらに『方法序説』を読む姿勢にについて、
「デカルトが自分の存在さえも疑ったように〈全てを疑って〉読むべし。」
「そうすると時間はかかるけど、人生の一冊になるよ。」
とのこと。
なるほどなるほど、林修先生の『方法序説』の読み方はすごい納得。
デカルトの思考を追おうと思ったら、デカルトと同じ姿勢で読まなくてはね。
ここで冒頭に戻るんですが、ニーチェの本ってどうやって読んだらいいんですかね。
偉人の名言集で、単なるモラリストの本として読んでしまいそう。
それでいいんかな。
『アジアの路地裏に魔界を見た!』クーロン黒沢 ★★★☆☆
クーロン黒沢の文章はおもしろくて、やらしさがなくて好き。
きっと話してても、おもしろいくて楽しい人なんだろうなと思う。
てか話すほうが何倍もおもしろそう。
でもこの本はなんか魔界成分が少なかったような気が。
異世界をもっと面白おかしく描写して欲しいのに、自主規制してるのが伺えてなんだかなとういう感じ。
『7日間で突然頭がよくなる本』小川仁志 ★★★☆☆
タイトルがキャッチーすぎますよねー。
この本が本棚にあるって思われたらちょっと恥ずかしいもん。
著者は哲学者で、本の内容は
①哲学的思考を生活に取り入れたら、すごいいいよ!
②そのためには哲学の歴史と知識、用語をちょっと頭に入れとくべし。
といったところです。
①を実践するんちょいハードルたかいなーーー。
②がざっと哲学の基本さらえてよかったです。
興味深い著者と本でした。