『宇宙は何でできているのか』村山斉 ★★★★★
超おもしろいーーー。
うちゅうスゲーーー。
こどもの時の「なんで○○って△△なん?」の感覚を思い出しました。
ホリエモンと大前研一に刺激を受け、テーマ「理数系」の本を多く読むと決めました。
一冊目。
宇宙のはじまり、宇宙のさいご
原子、クオークのはなし。
その他いみわからん素粒子のはなし。
「暗黒物質」「暗黒エネルギー」のはなし。
加速器の意味。
相対性理論の使い方。
最近の研究でわかりだしたこと、分からないこと。
マクロとミクロがうまく織り交ぜられてて、知的好奇心をくすぐる一冊です。
わからないことを「わからない」と白状しているのが、いいです。
・光より速いものはない
・光は波であり粒子
ここらへんがまだ腑に落ちませんが、数をこなすうちになんとかなるでしょう。
『サバイバル宗教論』佐藤優 ★★★★☆
ひさしぶり、佐藤優。
おもしろい。
テーマ「宗教」があまりマイブームじゃないので、それほどのめり込むことはありませんでした。
でも「沖縄は日本とは違う国」論が腹にすっと落ちました。
ふんふん、確かに、沖縄って明らかに他の県よりワリ食ってる。
沖縄に行ってみたい。
あと、第一次世界大戦と第二次世界大戦は合わせて
「二十世紀の31年戦争」
とみなしたほうがわかりやすい、とのことでした。
そして、その「二十世紀の31年戦争」の原因はハッキリしてない。
理性と科学を駆使すれば人類捨てたもんじゃないんちゃん?
と思ってた19世紀にあんな大量殺戮やっちゃった。
でも未だにその原因はハッキリしません、失敗から学べていません、
というのが現状らしい。
ふーーーむ、なるほど、そんな見方をすればいいのね。おもしろい。
また、日本の中枢に外国人がいた、という実例を紹介していた。
徳川家康の三浦按針だったり
大日本帝国軍時代の韓国人だったり沖縄人だったり。
こういうのは日本の移民問題考えるのに役立ちますね。
日本人はこれから、日本に住む外国人に対してどういうリアクションをしていくんでしょうか。
移民の受け入れにはイギリス型とフランス型があるって、Chikirin(多分)?が言ってたなー。
イギリスは英国人がトイレの掃除していることも全然あるねんて。
でも仏は、「移民は移民らしく移民っぽい仕事しとけ」っていう態度らしー。
さて日本はどーなるのかしら。
そーいえば、オーストラリアのホームレスって白人ばっか。