おもしろくない。
そもそも、フォークナーがべつにそんなに好きじゃないんです。
フォークナーのなにがそんなにみんなを惹きつけるのかしら。
この本も研究者が書いただけあっておもしろくないです。
でも、ヘミングウェイとの逸話はおもろい。
楽しいいいい、って本ではない。
(描いてて思いましたが、フォークナー、夏目漱石に似てますねぇ。)
『国家と神とマルクス』佐藤優 ★★★☆☆
定期、佐藤優です。
雑誌のコラムの寄せ集め。
それを編集しなおして、佐藤が補足を加えてる一冊。
おもしろい箇所がいくつかあったけど全体的にむずかしくて、ついていけない場面多々。
竹村健一さんが
「佐藤さんの基軸には神様がいて、と佐藤優を分析し、それに佐藤自身も同意している。
右の翼に国家があり。左の翼にマルクスがいる」
ということが巻末のあとがきに書かれていた。
面白い分析だなぁ。
ぼくの中の左翼的思想と右翼的思想のバランスは一体どーなっているんでしょうか。