それだけにすこし警戒しよー。
分かりやすいものには、それなりに弊害もあるはず。
内容は、つまるところ、ヤンキーdisり。
ボクはオタク側の人間なので、ひどく頷ける内容。
橋下さんの批判があったのでそこはおもしろく読めた。
けど本全体で、風呂敷広げすぎなような気がした。
もーちょいハナシ絞ったらおもしろいのに。
酒井法子との対談本を出してるようなので、それも是非読んでみたい。
それにしても題名がすばらしいですね。
ーーーーーーーーーーーーーー
真の知は、その起源をさかのぼって一つの根拠に行き着くはず、
だからすべての学問は体系立てられるのよん。
というのが近代ヨーロッパ哲学の考え。
そして、心理学は体系知じゃない。
フロイトやユングの思いつきによって創始された比較的新しい学問です。
まだまだ今までの学問との関連が取れず、体系の中に入れないんですね。
論理によって積み立てられていくものが学問なのだとしたら、
一番最初の根拠が「フロイトの思いつき」、というのはマズイんです。
…でも近代ヨーロッパのいう「真の知」もフロイトのそれと同じぐらい不明確なもののように感じるんですが。
そこらへんちゃんと勉強しなきゃなー。