2014年10月30日木曜日

『論理力のある人が成功する』出口汪 ★★★★☆

『世界が土曜の夢ならば』はおもしろかった。

けど、あの本に少し感じる違和感
心理学に対する不信感
論理も結局まやかしじゃないの?という疑問

が出てきたので、とりあえずこの一冊。
筆者の自伝を紹介しつつ、論理力がどのように人生に影響を与えるかを具体的に語ってる。

「論理」の特徴をわかりやすく紹介してくれるので、「論理アレルギー」を和らげるのにいい一冊。



人は結局、論理でしかモノゴト考えられへんのかな?
論理も究極はまやかしやけど、そのまやかしでしか人は考えられないし、意思疎通できないのかしら。

それ以外の方法はないのかな?
いや、あるよなー。



でも、でも、すごい便利なツールではある、ということなのかな?

「とりあえず、全幅の信頼おくわ」っていう前提で積み重ねてきたものが
学問であり体系知、ってことですよね。




論理はどこまで信じられるんでしょうか。
体系知はどこまで価値のあるものなのか。
体系知じゃないと言われる心理学は、価値がないのか。