2015年1月28日水曜日

『図解雑学 よくわかる ヒッグス粒子』 ★★★☆☆

 おもしろい。
けど難しくて読み飛ばした所あります。
ヒッグス粒子自体の概念はすぐなんとなく飲み込めたように思います。

 

 『対談 立花隆 宇宙を語る』で、毛利衛が
「もし重力のもっと本質的な部分がわかれば…」
「反重力なんてSFみたいな話も…」
「反重力で光に近い速度で移動できれば、宇宙のどこまでも人類は行ける。」

という夢やうつつのハナシをしてたけど、
その重力の本質を解く鍵はヒッグス粒子にあるらしい。



ニュートンは重力を発見したけど、重力がどこから生まれるのかは分からなかった。
そこをもっともっと掘り下げて考えるのが現代の素粒子の世界なんですね。


でヒッグス粒子ってなんなのか。
そもそも重力ってなんなのか。
世界は細かいつぶつぶで出来てます。
でもよう見てみるとそのつぶつぶって重さないんですよ、不思議なことに。
じゃあ、なんで、どっから、重さは生まれてるのか。

そこでヒッグス粒子。

ヒッグス粒子は空気のようにそこらへんにある(と考えられている)。
ほんで重さのないつぶつぶがそれにぶつかることで、抵抗が生まれ、それが集まったら重力になる(と考えられている)。


おもしろいですよねー。
でもこれは机上の空論なんですね。
ヒッグス粒子はある、(と考えられている)んです。

だから実際にそれを見てみようと色々がんばって実験してる段階なんですって。
その実験施設もスゴイ。
山手線一周ぐらい。
当然お金もスゴイことなりますワ。



でも「宇宙どこでもすぐ行けんで」ってなったら、まあ良い投資なのかもー。







ヒッグス粒子と真空エネルギーとダークエネルギーってニアリーイコールなんかな。