開高はフランス語も英語も中国語も、程度は分からないけれど、知っててカッコイイ。
書いててこの人思い出したわ、松浦弥太郎。
ちなみに松浦さんは三カ国とも勉強中?とのこと。
『暮しの手帖』はおもしろいけど、松浦弥太郎はあんま面白くない。
『暮らしのヒント集』の2巻と3巻のクレジットがこの人になってるけど、ステキな本じゃない。
相対的に初代編集長の花森安治にが好きになってきたわ。
いったん『暮しの手帖』は置いといて。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
開高は小説の中で主人公に存在論を語らせるぐらい知的。
それと同時に優しい人やな、というのを感じる。
中年の開高から厳しさや、激しさを感じたことがない。
いつも知的にニヤリとしてそう。
同じ世代の石原慎太郎とか大江健三郎とかは、怒ったら声荒げそうやけど
開高は怒ったらその場から逃げ出しそう
そのスタイル大好き、開高さん。
京大卒のニートのPhaさんに通じるところがあるかも。
両者ともに躁鬱的な部分があるんも似てる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
孔子の
「バクチでもいいから手を動かせ」
っていう言葉を誰かが開高に教えて、
それを開高が『知的経験のすすめ』で紹介して、
それを佐藤優が『超したたか勉強法』で引用してたのを
今日学校の図書館でチラッと読んだ。