2015年9月11日金曜日

『最後の晩餐』開高健 ★★★☆☆

開高大好き。




開高はフランス語も英語も中国語も、程度は分からないけれど、知っててカッコイイ。




書いててこの人思い出したわ、松浦弥太郎。



ちなみに松浦さんは三カ国とも勉強中?とのこと。


『暮しの手帖』はおもしろいけど、松浦弥太郎はあんま面白くない。
『暮らしのヒント集』の2巻と3巻のクレジットがこの人になってるけど、ステキな本じゃない。

相対的に初代編集長の花森安治にが好きになってきたわ。



いったん『暮しの手帖』は置いといて。




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開高は小説の中で主人公に存在論を語らせるぐらい知的。

それと同時に優しい人やな、というのを感じる。


中年の開高から厳しさや、激しさを感じたことがない。
いつも知的にニヤリとしてそう。



同じ世代の石原慎太郎とか大江健三郎とかは、怒ったら声荒げそうやけど
開高は怒ったらその場から逃げ出しそう

そのスタイル大好き、開高さん。



京大卒のニートのPhaさんに通じるところがあるかも。
両者ともに躁鬱的な部分があるんも似てる。




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孔子の
「バクチでもいいから手を動かせ」

っていう言葉を誰かが開高に教えて、
それを開高が『知的経験のすすめ』で紹介して、
それを佐藤優が『超したたか勉強法』で引用してたのを

今日学校の図書館でチラッと読んだ。