2014年3月5日水曜日

『世界史の誕生』岡田英弘 ★★★☆☆

難しかった。
センターレベルの世界史知識がしっかりしていれば、もう少し読めたのに…。

でもおもしろい。


司馬遷とヘロドトス、
この二人から抜け出すべき。

っていう内容なんですか、大雑把に言えば。






『超思考』 北野武 ★★☆☆☆

ふーん。ふーん。
て感じ。



でも北野武の本は、はじめてよんだのでよかったとおもいました。






『「いき」の構造』 九鬼周造 ★★★★☆

むずかしい、けどおもしろい。



以前読んだ「アソシエ」という雑誌の
ビジネスパーソンのための教養特集
で「日本を知るための11冊」のうちの一冊です。



「いき」、「粋」っていう言葉は日本独特のことばです。
だからその「粋」の定義をふかく掘り下げることで、
日本人の美意識、価値観、アイデンティティがわかるんちゃん

っていう内容です。



「いき」の構成要素は

色っぽさ
心意気
無常観、の3つである

というふうに解釈しました。




ちなみにこの本は佐藤優もいたるところで紹介していました。

「ものごとを最後をぼやかし、はっきりさせないこと」

という風に言ってたおぼえがあります。



ーーーーーーーーーーーーーー



でも大阪の人間からしたら「粋」っていう言葉ピンとこないです。
「粋」は日本人の価値観というよりも、江戸っ子の価値観におもえます。


北野武、石原慎太郎、徳川家康、は粋だけど
開高健、橋下徹、豊臣秀吉ってべつに粋ではない。

後者になにかいい形容動詞はないものでしょうか。


ぼくの目標は後者ですかねー…




61.2kg