『世界史の誕生』岡田英弘 ★★★☆☆
難しかった。
センターレベルの世界史知識がしっかりしていれば、もう少し読めたのに…。
でもおもしろい。
司馬遷とヘロドトス、
この二人から抜け出すべき。
っていう内容なんですか、大雑把に言えば。
『超思考』 北野武 ★★☆☆☆
ふーん。ふーん。
て感じ。
でも北野武の本は、はじめてよんだのでよかったとおもいました。
『「いき」の構造』 九鬼周造 ★★★★☆
むずかしい、けどおもしろい。
以前読んだ「アソシエ」という雑誌の
ビジネスパーソンのための教養特集
で「日本を知るための11冊」のうちの一冊です。
「いき」、「粋」っていう言葉は日本独特のことばです。
だからその「粋」の定義をふかく掘り下げることで、
日本人の美意識、価値観、アイデンティティがわかるんちゃん
っていう内容です。
「いき」の構成要素は
色っぽさ
心意気
無常観、の3つである
というふうに解釈しました。
ちなみにこの本は佐藤優もいたるところで紹介していました。
「ものごとを最後をぼやかし、はっきりさせないこと」
という風に言ってたおぼえがあります。
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でも大阪の人間からしたら「粋」っていう言葉ピンとこないです。
「粋」は日本人の価値観というよりも、江戸っ子の価値観におもえます。
北野武、石原慎太郎、徳川家康、は粋だけど
開高健、橋下徹、豊臣秀吉ってべつに粋ではない。
後者になにかいい形容動詞はないものでしょうか。
ぼくの目標は後者ですかねー…
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