2014年3月8日土曜日

『新装版 ほぼ日の就職論。「はたらきたい。」』ほぼ日刊イトイ新聞
★★★★☆

おもしろい。
適度にゆるくて、肩肘張らない、ほぼ日っぽい本でした。

就職活動を延期しているぼくにはタイムリーで、リラックスできる本。





『うさぎとマツコの往復書簡』 中村うさぎ、マツコ・デラックス ★★☆☆☆

イケダハヤトのおすすめ。
でもそんなに。



思ったことは

2人とも親をゆるせていない、ということ。

親達がうさぎやマツコを子どもとして許せていない、
ということが前提なんだろうけど。


もし中村うさぎに子どもがいたら、すごい入れ込んでいただろうなーと思う。
でも子どもがいなくて向かう矛先がない。
それでああいう風に感じるんじゃないかな。




ビートたけしのことばで
「30までに親を許せてないやつはダメ」みたいな言葉があったはず。

年齢はともかく、
ある種の人には「親をゆるす」ことってだいじ。





でも中村うさぎ尊敬。



高度成長期世代は「豊かな未来」を夢みて
私の少し上の世代は左翼に傾倒
私たちはそれをだっせーと思ってた
そんな私達が拘泥したのはきわめて個人的な「自己実現」
その下は世界、他者との断絶に苦しむ「エヴァ世代」



なるほどー、
おもしろい、けど


なかなか具体に落としこんで考えられへん。

ぼくエヴァ見たことないし。
両親も個人主義には思えん。



けどこの論理はよくできてておもしろいですねーーー。