林修が『生きざま大辞典』で森内名人の半生と勝負哲学を紹介していました。
森内名人の勝負哲学のうちのひとつで「二度目のミスが致命傷になる」というのがあって、
「一度目のミスはまー仕方がない。二度目はヤバいんすよ、これ。」
ということです。
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ぼくはテラモーターズに一度インターン面接を断られ、納得できずに食い下がったところ
面接担当の方に
「まー、結果はなかなか覆らないけどねー」
という前置きをされてからもう一度面接をしてもらえるチャンスを与えられました。
再度の面接が明日に迫ったそんなぼくに、森内名人の「二度目のミスがヤバい」との言葉が響きました。
わたくしの今の状況を将棋で言うなら、終盤でほぼ負けが確定。けど、相手のミスがあればもしかしたら…
というところでしょうか。
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結局、「覆す力」というのは、
「勝利の妙手」はないけど「逆転を相手に許すミス」はある。
だからミスを減らすこと。そして相手の「逆転を許すミス」は逃さないこと。
言ってることはキワメテふつー。
でもそれを自身の経験と絡めて語ってくれるので、その言葉の重さが違いました。
じゃあ、明日の面接にこの勝負哲学をどう応用すればいいのか。
ムズいですねーーー…。
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羽生さんの『決断力』よりおもしろい。
でも張栩(ちょうう)さんの『勝利は10%から積み上げる』が一番面白かった。