2014年2月27日木曜日

『火の鳥』太宰治 ★★★★☆



おもしろかった。

もてる女主人公のはなし。
もてる、から、すり寄ってくる男達は振り回されるはなし。

主人公は小悪魔というか、悪魔みたい。





まじこんな女好きなったらこわいなーーー
けど楽しいんでしょうねーーー

こーいう女を自分にメロメロにさせたい!

っていうのが、男の願望ですよね。

ほんでそれが泥沼の第一歩。


この小説は未完です。
だけど、最後は女主人公に狂った1人の男の狂気が垣間見えてEND

この女主人公の人生はいいものになるのかしらん。
女が悪魔なのか、男が馬鹿なのか

太宰もそこをはっきりした答えをもっているわけではないんでしょうね。





坂口安吾の『青鬼の褌を洗う女』も「小悪魔」的な女が主人公。すごいかわいい。
でも結末は違う。





おもしろい!