ひきつづき、林修さん。
勝ち負けについて。
曰く、
「勝者に共通の法則は見受けられない。運とかの要素もある。」
「でも敗者には一定の法則がある。情報不足、慢心、思い込みの3つ。」らしーです。
これはおもしろい。
これは、おもしろい。
『坂の上の雲』で描かれてたのは、
ロシアの「慢心からくる情報収集不足と思い込み」。
対する日本の「危機感からくる徹底的な準備(と東郷の運の強さ)」といえますよね。
歴史家トインビーの言葉で、
「人間の知恵は敗者から学んだものが全てで、勝者から学んだものは一つもない」
というのがあります。
この言葉自体はありきたりだけど
林さんこの分析は歴史小説に限らず、あらゆる勝負事の反省に使える。
太平洋戦争の失敗から、ぼくの受験の失敗、恋愛の失敗、人間関係の失敗まで。。。
『カラマーゾフの兄弟 2』ドストエフスキー 読了
「大審問官」編、ここで登場。
意外と早く出てくるんですねーーー。
開高健が小説のなかで
「人は小説の難解さをありがたがる」
「いい小説家は小説読む人のそこらへん分かってる」みたいなことを主人公に言わせてました。
その後、同小説のなかで実存主義哲学?のハナシが繰り広げられていました。笑
ぼくは開高のそういうところが正直で好きなんですけど、
それはともかく
『カラマーゾフ』の「人々がありがたがる難解さ」は「大審問官」編ですかね。
読むん大変でした。
『知的な英語のすすめ』 宮本正夫 ★★★★☆
おもしろい。
留学の心得、英語の段階、どのレベルを目指すべきか、
が書かれていました。
英語もっとせねば。