2014年5月15日木曜日

ひきつづき、林修さん。




勝ち負けについて。

曰く、
「勝者に共通の法則は見受けられない。運とかの要素もある。」
「でも敗者には一定の法則がある。情報不足、慢心、思い込みの3つ。」らしーです。

これはおもしろい。
これは、おもしろい。




『坂の上の雲』で描かれてたのは、
ロシアの「慢心からくる情報収集不足と思い込み」。
対する日本の「危機感からくる徹底的な準備(と東郷の運の強さ)」といえますよね。


歴史家トインビーの言葉で、
「人間の知恵は敗者から学んだものが全てで、勝者から学んだものは一つもない」
というのがあります。

この言葉自体はありきたりだけど
林さんこの分析は歴史小説に限らず、あらゆる勝負事の反省に使える。
太平洋戦争の失敗から、ぼくの受験の失敗、恋愛の失敗、人間関係の失敗まで。。。





『カラマーゾフの兄弟 2』ドストエフスキー 読了

「大審問官」編、ここで登場。
意外と早く出てくるんですねーーー。



開高健が小説のなかで
「人は小説の難解さをありがたがる」
「いい小説家は小説読む人のそこらへん分かってる」みたいなことを主人公に言わせてました。

その後、同小説のなかで実存主義哲学?のハナシが繰り広げられていました。笑



ぼくは開高のそういうところが正直で好きなんですけど、

それはともかく

『カラマーゾフ』の「人々がありがたがる難解さ」は「大審問官」編ですかね。
読むん大変でした。






『知的な英語のすすめ』 宮本正夫 ★★★★☆

おもしろい。
留学の心得、英語の段階、どのレベルを目指すべきか、
が書かれていました。



英語もっとせねば。