2014年5月24日土曜日

『賭けの考え方』イアン・テイラー、マシュー・ヒルガー ★★★★☆


おもしろい。名著?

著者はプロポーカーなんですが、
プロスポーツ選手の人生哲学、勝負哲学を聞いてるような感じでした。



「勝つ法則はないけど、負ける法則はある」
は林修さんの言葉ですが、
この本でも負けるときの法則が書かれていたように思いました。
「ポーカーで最大の敵は自分。」
と設定して、それに負けるパターンとその対策が全編を通じて語られています。

でも「最大の敵が自分」なんてどんな場面にも当てはまりますよね。
だから、この本、おもしろい。





『コンサルタントの読書術』 大石哲之 ★★☆☆☆

あんまりおもしろくない。


内容は、それはもうコンサルタントが言いそうなことが書いてあります。

この人は『英語もできないノースキルの文系大学生はどうすればいいのか?』
という、個人的に心に刺さるタイトルの本を書いてました。

どちらの本も、フォーカスを絞りすぎててなんだか全体的に共感できない感じを受けます。
もっと抽象的な、
議論に堪えられるような根拠はないけどおれはこう思うの!
みたいなことも言って欲しい。