『未来の働き方を考えよう』ちきりん ★★★☆☆
これにてちきりんの本5冊読了。
タイヘンたのしませていただきました。
でも、わたくし、若干ちきりん飽食気味かも。
とりあえず一旦おいとこって感じ。
今回の本は、
「働き方という側面から、過去、今、そして未来の社会を捉えてみよう」
といったところでしょうか。
「革命」のハナシがおもしろかった。
曰く、「革命」の定義は「権力が他のグループに移ること」らしーです。
それを元に「産業革命」「IT革命」、そして今起こりつつある「まだ名付けられていない革命」について触れていました。
ちきりんのおもしろさの源泉って、この分かりやすい説明ですよね。
池上彰が就職論とか、自分なりの未来のカタチを話してくれてるみたいな感じ。
そしてなんでそれがおもしろいかって、やっぱ「自分のアタマで考えてる」からなんですよ。
受け売りの難しい言葉じゃなくて噛み砕いてアタマで消化してくれてるから、僕達も食べやすい。
ちきりんみたいに「自分のアタマで考えて」みたいけど、なかなかどーして、できない。
まずそんなに「アタマを使う」必要に迫られてないんですよね。
『エディプスの恋人』筒井康隆 ★☆☆☆☆
おもんないーーー。
筒井康隆。
どの層に評価されてるんでしょうか。
山田悠介の『リアル鬼ごっこ』を読んだ時の気持ちにスゴイ似てる。
冨樫義博は筒井康隆をリスペクトして、おもしろいと思って読んでいたんでしょうか。
偉大なクリエイターの冨樫と、単なる批判者のボクではなにかが違うんだろうけど、なにが違うんだろう。