2014年10月12日日曜日

アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』 フィリップ・K・ディック ★★★☆☆

まーまーおもしろい。
ぼくはSF全般がなんとなく楽しめない人間なんですが、
これはおもしろい方だった。



ぼくが一番おもしろかったSFは『深海のyrr』です。
でも『深海のyyr』はそんなに評価されてない。

ぼくの好きなSFと、名作と呼ばれるSFとには、なんか乖離があるんですねー。

SFの名作って総じてそんなにおもしろくない。
どこか説教臭くて、啓蒙くさくて、衒学的で楽しめない。
『幼年期の終わり』とか、まさにそういう感じ。


『HUNTERXHUNTER』のような、『レベルE』のような、『深海のyrr』のような、
おもしろい小説を読みたいな。


難解なものに惹かれるのは、たしかに娯楽の一種。
でもやり過ぎはいかん。
メッセージが先にあるんじゃなくて、おもしろさが先にあるんです。
おもしろいから、メッセージも読まれるんですよね。



そうなんですよ、
ぼくのこの文章も誰かに読んでもらわないと、意味が無いのかも。
おもしろい、みんなが喜んでくれる文章書かないとなー…。






(学校にカフェがいくつもある。ここは工学棟の1番新しいところで、お酒も飲める!)