2014年10月23日木曜日

『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』青木薫 ★★★☆☆

最近は人文系の本が多かったので、バランスをとるために、この本。


おもしろく読めたけど、全体の文脈がイマイチつかめなかった。
理解追いつかない部分も多々あり。


人間原理と宇宙論、というのがサブタイトル。
文系と理系の融合みたいな感じで、くすぐりますよね。

青木薫の著作を読むのははじめて。
科学者なのに人文系の知識もあり、バランスがとれててすごいなー、尊敬。




前読んだ『宇宙はなにでできているのか?』という本はタイトルからして分かりやすい。
そして、内容もおもしろく読めた。

今回の本のタイトルって、つまり「宇宙って、なんでこんな宇宙なん?」ですよね。
この質問が抽象的で意味が直感的にわからない。
どいういう答えを予想したらいいのか、見当がつかない。

これがぼくの理解が追いつかなかった理由かなーーー?

でも、きっと、抽象的な質問ほどおもしろいんですよね。
本質をついた質問ほど、抽象的になってくる気がする。




「なんでこんな宇宙なん?」の意味を、青木薫は物理学の歴史を話して説明してくれようとしたけど、まだわからないです。


でも、この分野も、「習うより慣れろ」がよく言える分野。
また違う本でも読んでみよーう。