サブタイトルは「論理は結局、情熱にはかなわない」
ロシアのスパイは後輩に
「いつでも3つの職業をもてるような技能を身につけておけ」
と教えるそうです。
その心は、
組織を離れざるを得ないときでも生計を立てられるように、
ということなんですが、でもきっとそれだけじゃないはず。
この筆者は、きっと違う分野でも一流の成果を出してるから言葉に説得力があるんやろうな。
違う職業でメシを食っていけるということは、他分野でも一定の技能があるということ。
その経験は本業でも活きるし、モノゴトが多面的にで深い洞察ができるんでしょうね。。。
フツーに就活の悩み的なものも書いてあって、共感もできるし、
棋士の本に似た勝負哲学も書いてあっておもしろい。
すごいなーーー、ぼくはどうしようかしら。
面白い本でした。
大人になって、再読、精読したい一冊。