2014年11月2日日曜日

『資本主義の終焉と歴史の危機』水野和夫 ★★★★★

おもしろい。
久しぶりの星5つ。



題名は大仰ですが、おもしろ分析がたくさん。
たしかに、世界をこーやって見るとそのとおりだわ、という感じ。



「中心が周辺から収奪するのが資本主義」というのを軸にハナシを展開していきます。

…でも、周辺がなくなってきた、という著者の考えには反論の余地があるように思うけど。
その疑問を持ったままもうちょい読んでみよーーー。




この人のハナシがどこまで信じられるか自分でちゃんと精査しないとナ。




水野和夫はちきりんが「尊敬」する経済学者、ということで今回はこの本を手にとりました。
そしてこの本をググると、佐藤優の推薦もあった。



これでちきりんと佐藤優がつながったぞ。
好きな2人が、経済という補助線を引くとつながった。

そして今まで得た古典経済の知識も、今の世界の実情や具体例に落としこんでもっと深く消化できそう。

うれしい。



佐藤優とちきりんの本はだいぶ読み込んでるから、水野和夫も読んでみよう。



この本は精読、再読して、いつでもアタマから引き出せるようにしとこ。