それを最新の経営学の紹介を通して考えてみよう、的な本ですかね。
ぼくは経営学リテラシーも経営経験もない。
ので、どういう読み方をすればいいか考えてたんですが、
「どういう学問なのか？」という問いしか立てられない。
つまり、ぼくは人文系なんですけど、
「経営学部の子はこんな勉強してるんか〜」的な読み方しか今のぼくにはできないです。
そういう意味では、確かに最新の経営学の紹介は踏み込んでしてくれてる。
でも、経営学ってこういうふうに役に立つ、みたいな掘り下げたハナシをしてくれたらもっといいのに。
だって経営者だけに役に立つ学問じゃ、なんだか狭量でつまんないじゃん。
経済学は万人に役に立ちそー。
文学もかならず役に立つ。
でも経営学は？
うん、きっと役に立つのは間違いないよ。
でも経営の経験も、予定も、する気もない人はこの学問にどういうスタンス臨めばいいんやろ。
それをこの筆者の口から聞きたかった、っていうハナシ、感想。