まあまあ。
いい意味での、勝利欲や上昇志向のなさって佐藤優の1つの特徴。
その感じってニートのphaさんに通じるものがあります。
と以前書きました。
2人とも権力を持とうとする意志が薄弱。
いい意味で勝利欲、上昇志向がない。
それ故にひとを見下さず、どんな人にも優しくて寛容な印象があります。
その優しさってどうやって手に入れたんだろうと思い、今回この本を手にとった。
以前読んだ『同志社大学神学部』は佐藤の大学生時代を描いたエッセイ的な小説です。
今回のんは佐藤の高校受験の思いでが中心。
どちらの作品にも佐藤の優しさ寛容さのルーツが見えたような気がする。
けどなかなか説明できないやね。
それが自分なりに消化できて、ここで言葉にできる時にやっとぼくはやさしくて寛容な人なのかもしれないナ。
だからまだいいや、ゆっくり時間かけていこー。
佐藤もphaさんも、体当たりの経験の後にあの優しさを手に入れたんだから、ぼくもそうあるべき。