2014年12月24日水曜日

『隣の家の少女』ジャック・ケッチャム ★★★★☆

おんもしろい。
スゴ本の中の人の紹介。
グロ本です。



『幽☆遊☆白書』の初代霊界探偵・仙水。
彼は人間のえげつないえげつなさ、愚かさ、残酷さを目の当たりにしてあんな風になった。

そういう内容のモノばっかを収めた霊界の『黒の章』というビデオテープを飛影がほしがってましたネ。





この本と内田春菊の『ファザーファッカー』は『黒の章』の収められていい本です。

ただ、『隣の家の少女』はフィクション。
『ファザーファッカー』も小説だからそのまま受け取っちゃダメだろうけど。




いい小説には「ウソっぽい本当」か「本当っぽいウソ」が必須
って誰かが言ってた。佐藤優かな?



『隣の家の少女』は、よくできたウソです。

…多分。
いや、でも、どうなんでしょう…
って思わず考えちゃうところがこの小説が逸品であることの証拠ですな。




ーーーーーーーーーーー



追記:『隣の家の少女』、実際にあったハナシを題材にしたものらしいです。
クワバラクワバラ。