2015年5月8日金曜日

『ずるさのすすめ』佐藤優 ★★★☆☆

最悪の状況を想定せよ、みたいなところがおもしろかった。




人間はなにか大きなモノゴトを進める、決断、行なう、考える、時に楽観的になりがち。
根拠の無い自信を持つ、そうしないと不安になるからネ。


だから、あえて最悪の状況を想定しないとダメよん。


そしてそれを

解決可能
解決不可能
解決不可能。だけど緩和することが可能

の3つに分けて考えることが大事。




とのこと。




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「最悪の状況を想定する」で思い出したのがハンターハンターの
オークション編の時の幻影旅団、シャルナークとフランクリンの会話



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フランクリン 「シャル 今 俺達にとって最悪のケースってのは何だ?」


シャルナーク 「んーーー 団長はすでに死んでて ヒソカ パクノダ マチ コルトピ シズク ノブナガが鎖野郎に操作されてる 鎖野郎の所在は結局知れず この二人にもまんまと逃げられる、かな」


フランクリン 「それが間違ってんだよ、お前らは」
「最悪なのはオレ達全員がやられて旅団が死ぬことだ」



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最悪の状況を「死ぬこと」って言える人は強いですよね、失うものがないから。