今日のまんなか
2016年8月18日木曜日
『項羽と劉邦』司馬遼太郎 ★★★★★
おもしろい。
この人も立花と同じで、知識欲に生きた人ですね。
立花は、キエルケゴールを引き合いにこう言いました。
世界の見方は三種類ある。
①客観的
②主体的
そして、
③自分のなかの世界に降りていき、自己の小宇宙を鏡に現実を捉える。
司馬は1番のタイプの人間ですね。
村上春樹は3番のタイプ。
太宰なんかは2番かしらん。
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中国の歴史には私、とても疎い。
だから導入の一冊にはとても良い小説でした。
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