2014年7月19日土曜日

『小説 上杉鷹山』童門冬二 ★★★☆☆

母のオススメ。
また、「Amazonオールタイム小説ベスト100」のうちのひとつ。選者は齋藤孝。

まあまあ。



マネジメントを軸に江戸時代の米沢藩の藩主、上杉鷹山のなんやかんやを時代小説に落とし込んだかんじ。




時代小説って三文小説感がどうしてもある。
ありきたりな筋の展開で、この先どうなるん!的ワクワクが少ないです。

『坂の上の雲』、『ローマ人の物語』はおもしろいけど、
『竜馬がゆく』は受け付けなかった。

なんか会話がうそ臭くてサムい、ていうのが両者の違いでしょうか。

前者は書き方が、時代小説というより歴史ウンチク本、という感じですよね。
会話も少なめ。