2014年9月11日木曜日

『猛スピードでは母は』 長嶋有 ★★★☆☆

芥川賞受賞作品
まあまあ。

 

テーマ「家庭不和」でしょうか。
でも不幸レベルはそんなに高くない。ほんのり不幸。





『何でも見てやろう』小田実 ★☆☆☆☆

読んでて腹が立つ。


 


「人は見たいものしか見れない」という前提がない。
引用がおおくて、文章全体が衒学的なのに、言いたいことはよく分からない
自分はインテリだと鼻にかけてるのもヤダ。



でもこの嫌悪感は、ぼくの嫉妬心と同族嫌悪というものでしょうね。。。
大二病の自分の、上位互換を見てるよう。


悪口をいうと自分の器が小さくなるナ。

小田実みたいな人間にも優しく笑って話せる穏やかな大人、
さういふものにわたしはなりたーい。








マンガ『うちの妻ってどうでしょう?』6巻 以下続刊  福満しげゆき ★★★★☆



おもしろーい。



この人は自分のプライベートを30歳手前で、マンガに描いて生計を立ててるんですね。



そういうことは本当はしたくないけど、メシを食うため、家族のため、、、

という葛藤がおもしろかったし、すごいリアルでした。


この人の強みはなんでしょう。
「素直さ」?
素直さがなかったらこんな作品描けないですよね。



5,6巻で子どもが生まれて、奥さんが痩せてあごができてからは、少しつまらなくなりました。