『猛スピードでは母は』 長嶋有 ★★★☆☆
芥川賞受賞作品
まあまあ。
テーマ「家庭不和」でしょうか。
でも不幸レベルはそんなに高くない。ほんのり不幸。
『何でも見てやろう』小田実 ★☆☆☆☆
読んでて腹が立つ。
「人は見たいものしか見れない」という前提がない。
引用がおおくて、文章全体が衒学的なのに、言いたいことはよく分からない。
自分はインテリだと鼻にかけてるのもヤダ。
でもこの嫌悪感は、ぼくの嫉妬心と同族嫌悪というものでしょうね。。。
大二病の自分の、上位互換を見てるよう。
悪口をいうと自分の器が小さくなるナ。
小田実みたいな人間にも優しく笑って話せる穏やかな大人、
さういふものにわたしはなりたーい。
マンガ『うちの妻ってどうでしょう?』6巻 以下続刊 福満しげゆき ★★★★☆
おもしろーい。
この人は自分のプライベートを30歳手前で、マンガに描いて生計を立ててるんですね。
そういうことは本当はしたくないけど、メシを食うため、家族のため、、、
という葛藤がおもしろかったし、すごいリアルでした。
この人の強みはなんでしょう。
「素直さ」?
素直さがなかったらこんな作品描けないですよね。
5,6巻で子どもが生まれて、奥さんが痩せてあごができてからは、少しつまらなくなりました。