2014年10月22日水曜日

『君主論』マキアヴェッリ 池田廉=訳 ★★★☆☆

まあまあ。
原典で最高に面白い!
とかはめったにないですよね…。



そうか、でも塩野七生はこれが好きなのか。
そういうのが分かっただけでも、儲けもの、かな。。。


チェザーレ・ボルジアだけじゃなく、古代のいろいろな君主も例に出してておもしろく読めた。
スキピオとハンニバルのはなしも、塩野七生で予習してたから読めた。
でもわけわかんない例えのが大多数。勉強不足。



この『君主論』をどこまで自分のキャラとすり合わせるかが大事ですね。
いきなり偉大なリーダーの邪悪さを真似しても、きっと友だち減るだけやんな。






今いる君主、リーダーをこの本で分析したらおもしろそう。
最近は橋下さんと在特会の動画が話題になってましたね。

橋下徹は権謀術数をどう考えてるんかな。
『君主論』をどう読むんやろう。
とか、
どこどこの社長は、こんな読み方しそうやな〜…

って想像しながら読むとおもしろい。



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「まんがで読破」の『君主論』が名著やったな。
あれのおかげでまあまあ楽しく読めた。
途中で投げてた『ローマ人の物語』、もっかい読もーーー。



佐藤の『修羅場の極意』での『君主論』のハナシがおもしろいです。
参考までに。